介護の分野で働いている人の中には、女性の姿が多く見られます。それでも職場によっては、男性が優位で女の方々の発言権が弱い場合もあります。しかしそのような状況を放置しているのは問題です。男性の意見が優先的に通ってしまうと、女性は仕事で不利な立場に立たされる事が多くなります。介護の仕事は厳しいため、負担を押しつけられてしまうとますます疲弊してしまいかねません。そこで女性のこれからの働き方として、積極的に自分の意見を発言することが必要になります。
仕事において疑問点や問題点を発見したり、悩みを抱えた場合は、自ら積極的にこの問題解決のために行動した方が賢明です。職場での待遇に不満があっても、それを我慢し続けているだけでは何も変わりません。女性は男性に比べてライフステージが変化しやすく、結婚や出産をすれば働き方を変えなければならないことも出てきます。そのようなときに、待遇や労働環境で悩みを感じても我慢するだけでは、男性側は女性の苦労を知ることはできません。そのような状態が慢性化してしまうと、職場での男女間の格差はより大きくなってしまいます。
しかし、自ら女性が積極的に発言してみると、相手もこちらがどのようなことを考えているのかを理解できるようになります。ときには男性スタッフと衝突することもあるかもしれませんが、問題点を提起して男女間の考え方の違いを解決していく方が前向きな働き方に繋がると言えるでしょう。介護の仕事は、性別や年齢を問わずに活躍できる仕事なので、女性だからと言って遠慮することはありません。スタッフそれぞれが気持ちよく働くためには、仕事上の悩みを共有したり、問題点は積極的に発言するようにしましょう。